京都大学市民講座 |
「講演概要: "湯川博士の贈り物"シリーズ第3弾の特別企画として、基礎物理学研究所(基研)と物理学会京都支部とあいんしゅたいんという3つの湯川博士に関わるグループが共催で行うもので、京都大学に寄贈された旧湯川邸が、ゆくゆくオープンになったときにも引き継いでいきたいという思いを込めています。湯川博士の誕生月(誕生日は1月23日)は1月ということから、毎年1月に行うことを計画しています。その第一回目となる今回は、天体・宇宙という広い世界を研究している若い二人の基研所員の講演です。
日 時:2023年1月14(特別企画) 14:00〜17:00
定 員:100名
備 考:本講座は、Web会議ツールであるZoomを使って、オンライン経由 で実施します
主 催:基礎科学研究所(NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん 附置機関)
2022年の締めとなるこの教室では“化学と詐欺”について考えます。テーマはズバリ “ ブラックマネー ”。“詐欺”と聞いて、何やら危険な香りを感じた方もいるでしょう。また“ブラックマネー”と言われても「何それ?」「聞いたことない」という方がほとんどではないでしょうか。化学が悪いことに使われるなんてクリスマスの実験教室らしくないテーマと思った方もいらっしゃるかもしれませんね。 もちろん、私たちにとって化学は生活をより豊かにしてくれるものですし、皆さんの身の回りのものの多くは化学が利用されています。例えば、ペットボトルはポリエチレンテレフタラートという素材からできており、これは化学反応を用いて作られた素材です。その他にも、傘、シャンプー、石鹸など、ありとあらゆるものが化学と関連しているのです。しかしその一方で、時に化学は悪用されることもあります。 その1つが今回のテーマであるブラックマネーを用いた詐欺事件です。では、ブラックマネーとは何でしょう?実はブラックマネーとは真っ黒に染められたお札なのです。これは、絵具やマジックで染めたのではなく、ある化学反応を利用して染められたのです。 では、その真っ黒なお札“ブラックマネー”は一体どういう詐欺事件に使われたのか、そもそもブラックマネー自体はどのような化学反応から作られたのかなどの疑問を、この教室では詳しく解説していきたいと思っています。 でも、せっかくのクリスマスに、こんな物騒なお話だけでこの教室を終わらせることはありません。ブラックマネーで使われた化学反応を使った実験は、悪いことに使うのではなく、楽しめるイベントにしようと思います。どんなことをするかって?それは当日のお楽しみ。
オンライン市民講座「物理と宇宙」
2021年度 特設サイト⇒ こちら
新型コロナウィルス感染拡大の影響を考慮し、今年度も昨年度に引き続き Zoom を用いたオンライン市民講座という形で開催いたしました。
2021年度 特設サイト⇒ こちら
- 2021年7月6日(火)19:00〜21:00
講師:臉ネ朧譟糞�埖膤� 大学院理学研究科 教授)
タイトル:新種の超伝導体が描く未来のストーリー
- 2021年7月11日(土)19:00〜21:00
講師:久徳浩太郎(京都大学 大学院理学研究科 准教授)
タイトル:多粒子天文学
市民講座「物理と宇宙」第8回
2020年度 特設サイト⇒ こちら
2020年度の市民講座は9月の開催を予定していましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を考慮し、今年度の開催は中止させていただきました。2020年度 特設サイト⇒ こちら
その代わりに、今年度はZoomを用いたオンライン市民講座の形で開催することになりました。
- 2020年5月20日(水)19:00〜21:00(第1回)
講師:野上大作(京都大学 大学院理学研究科 准教授)
タイトル:太陽フレアと恒星スーパーフレア
- 2020年6月 5日(金)19:00〜21:00(第2回)
講師:細川隆史(京都大学 大学院理学研究科 准教授)
タイトル:宇宙最初の天体は何か
- 2020年7月11日(土)19:00〜21:00(第3回)
講師:佐々木貴教(京都大学 大学院理学研究科 助教)
タイトル:月の起源に迫る
市民講座「物理と宇宙」第7回
2019/10/20 内容⇒ こちら
2019/10/20 内容⇒ こちら
テーマは「身の回りの微生物」。 私たちの身の回りには、バクテリア(細菌)やカビ、ウィルスなどのとても小さな生き物 "微生物" がたくさん住んでいます。2019年末から世界中に広がった新型コロナはウイルスですが、他にも病気の原因となる細菌やカビなど様々な微生物が私たちの周りにいるのです。とはいっても、微生物は悪者ばかりでもありません。発酵食品に使われるなど、私たちは上手に微生物と付き合ってきました。今回はこんな微生物に目を向け、その特性を知り、上手に付き合っていく方法を考えてみたいと思います。 1日目は、微生物と人間との関係について考えていくことにします。コロナ禍においては手洗いが推奨されていますが、本当に手洗いに効果はあるのでしょうか?これを確かめるために、私たちのそばにいる菌の培養実験を行いたいと思います。 2日目の教室は、ルイ・パストゥール医学研究センターでの結果観察です。1日目の実験結果を観察しましょう。実験の結果は予想していたようになるでしょうか。手洗い前後の指のあとは?消毒の効果は?身の周りの菌は?温度の違いでどのくらい増えた?等々をじっくり観察し、もし違っていたらその理由を考えてみましょう。
今回のテーマは、「微生物と免疫」 私たちの身の回りには、バクテリア(細菌)やカビ、ウィルスなど、とても小さな生き物 "微生物(びせいぶつ)" がたくさん住んでいます。この微生物だらけの世界で、私たちの体はどのようなしくみで病気を引き起こすような微生物たちと戦っているのか気になりませんか? 1日目は、そんな悪い微生物たちから体を守る仕組み ”免疫(めんえき)” についてのお話しをします。それから、普段の暮らしの中にいる微生物たちのコロニーを観察します。コロニーとは、言ってみれば、微生物の巨大な群れです。微生物の種類によってコロニーの色や形が全く違うことを観察してみましょう。 2日目は、科学や医療の最先端で今や大活躍の ”PCR” の体験教室を行います。 PCRとは、肉眼では決して見ることができない大変に小さなDNAを、人工的に増やして目で見えるようにする生物学の代表的な実験方法の一つです。 1日目に観察したコロニーの微生物がどんな種類の微生物だったのか、PCRで探ってみましょう。
今回の教室のテーマは、ズバリ「DNA」。 DNAとは微生物や植物、動物など、あらゆる生物の細胞内にある体の設計図です。私たちのDNAは私たちの親、その親の親、その親の親の親・・・からずっと受け継がれてきたものです。 そんな自分のDNAを見てみたいと思いませんか?今回はDNAの構造やしくみ、DNAのとり方をみんなで学びましょう。 そして、実際に自分の口の細胞からDNAをとってみましょう。とれたみなさんのDNAはどんなふうに見えるでしょうか?それぞれ観察してみましょう。観察が終われば、自分のDNAを小さいビンに入れてネックレスにしたいと思います。あなたのDNAネックレスは、きっと大切な記念となるでしょう!自分のDNAをとってじっくり観察し、進化や遺伝、生命の神秘に触れてみようではありませんか。
「講演概要: 2021年2月より5回のシリーズとして開催したサロン・ド・科学の眼差しの講座、 on-line cafe “湯川博士の贈り物”は大変好評いただきましたが、もっと湯川先生にまつわるお 話を聞きたいという皆さまの声にお応えし、湯川邸が京都大学の所有になったことを記念して、 2022年1月より続編の講座を開講します。
日 時:2022年1月25日〜5月22日(全5回) 15:00〜17:00
定 員:50名
備 考:本講座は、Web会議ツールであるZoomを使って、オンライン経由 で実施します
主 催:基礎科学研究所(NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん 附置機関)
NPO法人「あいんしゅたいん」が進める「市民と科学者のCOVID-19ネットワーク」(通称:CASコロナネット)プロジェクトと実施するコラボ企画の第2弾です。
その内容は、ズバリ「科学者ルイ・パストゥールを知ろう」です。
なぜ病気なるのかわからず、おまじないか神様に頼るかしかなかった頃、科学者のパストゥールは病気の原因が目に見えない小さな生物だったということを見つけ、病気の元となる病原菌を発見しました。小さな生き物が見えなかった時代に、パストゥールはいかにして病原菌を見つけ、そしてどのようにしてワクチンを開発することができたのか、そんな話を1930年代に作られたパストゥールの伝記映画「科学者の道」を鑑賞しながら話し合ってみたいと思います。
NPO法人「あいんしゅたいん」が進める「市民と科学者のCOVID-19ネットワーク」(通称:CASコロナネット)プロジェクトとのコラボ企画として開催するものです。
コロナウイルス問題を中心に、たくさんの疑問を抱えている人たちが一緒にいろいろな見方で疑問をぶっつけ合いながら考える機会になればと思っています。
感染症をいかにして防ぐか、科学の発展と感染症がこれまでどのように向き合ってきたかなどの知識を身につけ、身近な風邪などとも比べつつ人間がどのように病気と闘ってきたかを知る機会にしましょう!
「石けんを使って手を洗うとどうして汚れが落ちるの?」
これらの疑問を解明するキーワードがあります。それはズバリ “界面活性” 。
界面活性についての知識を深め、石けんが汚れを落とすメカニズムを知れば、より効果的に汚れやウイルスを洗い流す方法がわかるようになるかもしれません。
もちろん、実験教室ですからお話だけでは終わりません。昔の人がやっていた汚れを落とす方法を再現したり、実験を通して汚れが落ちるしくみを解き明かしてみましょう。
- 2021理科実験教室petit(夏休み企画第2弾)
- 2021理科実験教室petit(夏休み企画第1弾)
- 2021理科実験教室petit(春コース)
- 理科実験教室petit報告書ダウンロード
- 2020年度まで
- 第78期<2022年度
委員会組織
支部長: ノ瀬陽一(京大理)
支部幹事:
庶務 萩野 浩一(京大理)
庶務 狐崎 創(奈良女子大理)
会計 国友 浩(京大基研)
会誌編集 塩崎 謙(京大基研)
監査 山本潤(京大理)
第77期まで